3月30日

3月30日

3月30日

千原ジュニアの小説。
自伝的小説ということもあり、ジュニアがテレビでネタとして
しゃべっているエピソードが散りばめられた形となっている。
周りの芸人やかつての恋人とのエピソード、
2度の生死の彷徨いについて描かれていた。
引きこもりから笑いの世界に飛び入り、
模索して自分のスタイルを築き、大阪で上り詰め東京に進出するも、
東京でそのスタイルを受け入れられない葛藤と、
そのことが起因しての、恋人との別れについてが、特に印象に残った。
バイク事故で、笑いを一旦諦めかけたときの、
周りのたくさんの仲間の支えにより、そこからもう一度笑いの世界に
戻ろうとするところも、とても印象に残った。
果たして、自分が死に掛けたときに、支え励みになってくれる
人はいるんだろうか。。。