三沢について

三沢光晴が亡くなってしまった。
しかも試合中に技を受けてそのまま病院で亡くなってしまった。
三沢といえば、王道全日本プロレスのエースとして、
馬場⇒鶴田の流れに乗った、プロレス界の大エース。
そんな選手が、リングで亡くなってしまった。
最初聞いたときは、嘘だろ?って思ったけど、どうやら本当らしい。。
2代目タイガーマスクで有名だけど、実は2代目タイガーの試合は観たこと無い。
三沢を見始めたのは、鶴田が欠場しがちになり、天龍がいなくなって、
若くして全日のエースとなってから。
三沢・川田・田上・小橋の四天王プロレスは、
新日の闘魂三銃士と時代的にもクロスしてて、両方観てた。
四天王のプロレスは、カウント2.9のプロレスで、
受け身が取りにくいようなエグい落とし方の技も
バンバン受け身をとり、観ているこっちが本当にハラハラしながら観ていた。
三沢の試合で印象に残ってるのは、
1998年の東京ドームでやった、三沢対川田かなぁ。
この試合は、川田が初めて三沢に勝つ試合。
全日が初めての東京ドームに進出した試合で、
馬場が全日のメインカードとして持ってきたのがこの試合。
三沢と川田は、高校のレスリング部の先輩・後輩で、
リング上以外のところでもドラマがあって、本当に好きだった。
三沢が独立して、川田が全日残って、ほとんど観られなくなったんだけど。
長年のリスキーな技を受け続けた疲労の蓄積や、
社長業を兼務していることによるところ、
年齢的なこともあったんだろう。本当に残念だ。
橋本真也冬木弘道といった、同年代の顔的レスラーが
ここ数年で亡くなってて、三沢までも。。
天国で馬場や鶴田と、ましてや橋本とも
これから激闘を繰り広げるんだろう。
ご冥福をお祈りします。