旅二日目。最終日。
ホテルで朝ごはんを食って、一回部屋に戻ってからコンビニに行くために
ロビーにもう一回行ったら、エレベーターのところにOAUのマーティンが。
おんなじホテルに泊まっていたのか。。さすがに驚いた。
小心者なので声はかけなかった。
ホテルをチェックアウトし、この日はホテルのツアーに組み込まれていた、
石巻の震災跡地の見学ツアー。タクシーの運転手さんが待っていてくれた。
建物が失くなってしまい、草木が生い茂っている様子に、なんとも言えない気分になった。
その後は門脇小学校やがんばろう石巻の看板のある献花台、
津波被害のあったお寺の跡地を巡った。
建物が残っているように見えても、側が残っているだけで中身が何もなかったり、
側がまったく無くなってしまったりという風景ばかりだった。
そのあと、石ノ森萬画館でからくり時計を観た。
ここのガードマンさんがいい人で、頼んでもいないのに、写真をいっぱい撮ってくれた。
時間あれば見学して行きなさいって誘ってくれたけど、他の被災地区も
観ておきたかったので今日はキャンセル。。
またブルレジでライブ観に来た時には、必ず寄らせてもらうよ。。
そのあとは、本当はツアー終了なんだけど、延長をお願いした。
次の目的地に向かう道中、仮設住宅がいたるところにあり、
運転手さんも仮設住宅に暮らしてるって言っていた。
仮設住宅にはボランティアの人が絵を描いたりしていて、
運転手さんは嬉しいって言っていた。気持ちがこもっている行動は、
物資じゃなくてもきちんと届いているんだなと思った。
そして、大川小学校跡地へ。
建物を観て、言葉を失ってしまった。
海から遠い場所にあるのに、津波が到達してしまって
多くの命が失われてしまったそう。。
大川小学校のあとは硯の産地の所に寄って、そこで少し買い物。
わかめスープを買ったら、お茶を1本くれた。どんだけサービスが良いんだよ。。
その後、女川町の江島共済会館跡と七十七銀行跡の献花台へ。
江島共済会館跡は建物が倒れているのが残っていた。
裏山の病院のところ、10メートル以上高い場所にあるのに
そこまで津波が到達して、高台に避難しているのに
人が流されてしまったそうだ。。
その後は、高政というかまぼこ屋工場でかまぼこを試食しつつ、
震災の映像を観せてもらった。
試食したかまぼこも美味しくて、チーズかまぼこを買ってきた。
そのあと、マリンパル女川という市場で、ここでも試食。
牡蠣とホタテのバター醤油焼きなどを試食させてもらった。
あれはツアー代に含まれてるのかな。
タクシーの運転手さんに言われるがままに試食した。
そして石巻市内に戻り、ツアー終了。
石巻・女川の人々は、みな優しかった。
被災跡地を観て思ったのは、まだまだ復興には時間がかかるなと思った。
被災跡地もそうだけど、仮設住宅が多く、こんな不便なところに?みたいな
仮設住宅もあって、なんとも言い表せない気持ちになった。
忘れちゃいけないし、何らか力になりたいと思った。
石巻をあとにし仙台へ。
仙台ではまた、牛たんを食らった。
たんや善治郎で真中たん定食とビール。
やっぱり肉厚でジューシーで美味しかった。
二日間の旅は終了。
楽しさあり、なんとも言えない気持ちにもなった旅だった。