渋谷のユーロスペースという映画館で、
FAKEというドキュメンタリー映画を観てきた。
あの佐村河内守氏に、森達也監督が密着したドキュメンタリー映画。
佐村河内さんは、被写体として面白い人だなと思った。
取材交渉に来たテレビ局の人に対して、ほっぺ叩いてリズム取るシーンとか、
ご飯の前に、食前酒ならぬ食前豆乳で豆乳飲み過ぎるシーンなど、
かわいらしい一面が垣間見えた。
また、新垣さんの調子に乗ったテレビや雑誌記事との対比も面白かった。
監督は新垣さんの本のサイン会に乗り込んで、新垣さんからサインもらってたりして、
欲を言えば新垣さんにもこの映画の取材を受けて欲しかったなあと。
(サイン会後に取材を申し込んで、事務所からNGだったらしい。)
また、後半に進むに連れて佐村河内さんと奥さんとの間の夫婦愛も感じられて、
どんどん感情移入していった。面白い映画だった。