SP革命篇

SPの続編(d:id:kzykz:20101114#1289741493)。というか完結編か。
前回と同様、品川プリンスシネマで鑑賞。
緒方(堤真一)と伊達(香川照之)を中心とした雄翔会のメンバーが
とうとう革命を起こして、それらと井上(岡田准一)ら四係との戦いに
終始するという内容。
ドラマ編のときから、麻田(山本圭)と若い・幼い頃の緒方・井上との関わりを
終始だしてきていたけれど、麻田のパフォーマンスのせいで両親をテロに刺された
井上だけではなく、若い頃の緒方・伊達にも、麻田に恨みを抱くべき因縁があって、
少なくとも2人に取っては、それが革命へのモチベーションとなっているはず
だったのに、結局伊達は緒方を裏切り、革命も失敗してしまう。
最終的には、緒方が麻田から聞き出したかった真実を聞き出せたので、
緒方の中では目的を果たしたと言えるんではなかろうかと。
映画だからとはいえ、SPがいとも簡単に国会議事堂を乗っ取り、
その乗っ取ったSPが井上らに敗れ去るというのは、明らかにおかしいのだが、
そういうことは目をつぶって、見応えのあるドラマ/映画だった。