希望の国

新宿ピカデリーで、園子温作品の希望の国をみてきた。
福島の原発事故の後にまた、架空の長島県というところで
原発事故が起きてしまったというところから始まる、かなり重い設定。
被災地に残った親への理不尽な立ち退き要請、
別の街に引っ越したあとに過度な放射能ノイローゼとそれに対する偏見など、
原発事故に対して、改めて考えさせられた。
夏八木勲の演技が良かった。最後の夫婦愛を感じさせるところで泣いてしまった。