ポレポレ東中野という映画館で、ヤクザと憲法というドキュメンタリー映画を観てきた。
大阪の指定暴力団・東組の二次団体、清勇会の密着と、
山口組顧問弁護士・山之内幸夫氏の密着の二本がメイン。
ディレクターの方が組員の方に、踏み込んで質問するのと、
それを笑いながらかわす組員のやり取りが印象的だった。
また、清勇会の組長さんと一緒に夜の新世界をあるき、
食堂の女将さんと談笑しているところも印象的だった。。
女将さんは、相手がヤクザの組長さんとわかったうえで、
「ヤクザが怖かったら新世界で生きてられへんで」
「この人らは守ってくれる。警察なんて誰も守ってくれへん」
というセリフが、考えさせられるものがあった。
映画の後半、組長がディレクターに語る、ヤクザに基本的人権が認められていない件。
現在は反社会的勢力とみなされる人に対しての風当たりがキツイが、
先に書いた食堂の女将さんのように、必要な存在として認めてる人々もいるわけで、、
難しいというか、考えさせられる作品だった。